日曜劇場 官僚たちの夏

ドラマの原作は作家・城山三郎の「官僚たちの夏」で戦後の通商産業省を舞台にした作品です。

城山三郎の代表作品としては「黄金の日日」「落日燃ゆ」など実在の人物をモデルにしたノンフィクション作品が数多くあります。

この官僚たちの夏は敗戦後の日本の復興に尽力し、高度経済成長期の礎を創った官僚たちの物語です。

主演はミスター通産省と言われた高級官僚の風越信吾役に佐藤浩市です。


風越信吾（佐藤浩市）は欧米に負けない国産の自動車を普及させることが、国内産業の発展につながると信じていた。

しかし、政府や省内の反応は冷たく、信吾（佐藤浩市）に賛同してくれる者は少数でしたが、安くて故障の少ない自動車を開発してほしいとアケボノ自動車に依頼をします。

今回の作品にはかなりの力を入れていて、豪華な俳優たちが多数出演しているところも見所です。

現代社会ではあまり良い噂のない官僚たちにスポットを当て、当時の国を思い国益のために頑張る姿を描いています。

また、省内の産業派と国際派の勢力争いや政府との交渉なども見所で、あまり見ることの出来ない政府内の実情などが垣間見えるかもしれませんね。

初回の放送は７月５日、午後９時スタートです。


他の出演者は、北大路欣也、高橋克典、船越英一郎、高橋克実、佐野史郎などです。


TBS系 日曜劇場「官僚たちの夏」オリジナル・サウンドトラック


官僚たちの夏 (新潮文庫)


【その他の城山三郎作品】

タグ：日曜劇場 官僚たちの夏 佐藤浩市 北大路欣也 ＴＢＳ系